西尾祭時記 祭礼デジタルアーカイブ

県指定無形民俗文化財

てんてこ祭

[ 西尾のてんてこ祭 / にしおのてんてこまつり ]

てんてこ祭 [ 西尾のてんてこ祭 / にしおのてんてこまつり ]

「天下の奇祭」と知られる祭りで、熱池町(にいけちょう)で毎年正月3日に行われます。赤装束に覆面姿の厄男ら6人が八幡社まで行列し、うち3人は大根で作った男根を背中側の腰につけ、太鼓の「てんてこ、てん」という囃子にあわせて腰を振ります。境内に着くと、竹箒で藁灰を掃き散らしますが、この灰をかぶると厄除けになるといわれています。五穀豊穣を祈念する農業祭です。昭和32年(1957)に愛知県無形民俗文化財に指定されています。

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