県指定有形文化財(工芸品)
瀬門神社の馬駈神事
[ 瀬門神社神事馬駈馬具 / せもんじんじゃしんじうまがけばぐ ]
保存団体駮馬町内会・寺嶋自治会・瀬戸自治会
瀬門神社の祭礼は毎年10月第3日曜日に行われています。神社を祀る吉良町駮馬・寺嶋・瀬戸の3地区からそれぞれ馬が出され、かつては農耕馬による駈馬が行われて、近隣から大勢の見物客が押し寄せました。現在も、古式に則り裃姿に花笠をかぶった若者が乗った飾り馬が、神社の東部にある直線120メートルほどの馬場を進みます。花笠は、氏子3地区にそれぞれ伝わる作り方で毎年新調されていて、手間隙かけた実に華やかなものです。一度は途絶えた馬駈神事ですが、氏子の強い思いで昭和56年(1981)に復活、現在に至ります。
馬駈神事のための馬具は、古くは室町時代の作と思われるものが残されており、螺鈿や蒔絵が施された鞍や加賀象嵌の鐙などは優れた工芸品として昭和37年(1962)に県指定有形文化財(工芸)に指定されています。
瀬門神社の馬駈神事基本情報
開催日時
10月第3日曜日 14時頃
見所の時間帯
13:00過ぎ~ 各公民館を出発 13:30頃~ 宮司邸に集合し参進 14:00~14:20頃 瀬門神社祭典 14:30~15:00頃 馬場にて駈馬
開催場所
瀬門神社 〒444-0532 西尾市吉良町瀬戸宮西1
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用いただきますようよろしくお願いいたします。
最寄り駅・バス停
【名鉄西尾線】上横須賀駅
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