市指定無形民俗文化財
佐久島の八日講祭
[ 佐久島八劔神社・神明社合殿八日講祭 / さくしまはっけんじんじゃ・しんめいしゃごうでんようかこうまつり ]
保存団体佐久島八日講まつり保存会
毎年正月8日に行われ、佐久島に新しい春を告げる八日講。八劔神社の参道には正方形を2つ組み合わせた星型の八角形の凧が吊され、そこには「鬼」と墨書きされています。神事では、佐久島の東地区と西地区それぞれの弓仕が登場。近年では、白の狩衣姿で主に厄男が務めています。拝殿前から青竹で作った弓に矢を番え、東の弓仕が「天筆和合楽」、西の弓仕が「地福開円満」と唱えて、凧に向かって矢を放ちます。その後、今度は二人が順序を入れ替えてもう一度呪文を唱えますが、二度目は矢を放ちません。
神事により邪気を払われたのちの凧は、その骨を持ち帰ると一年の災難除けになるともいわれることから、参詣者がこぞってこれを壊し、奪い合います。神事のあとは、餅投げと島民の間での直会があり、直会では三角の膳が使われるのも特徴のひとつです。 八日講の起源はわかっていませんが、祭りのために用意した道具や材料を記した天保8年(1837)の帳面が残されており、少なくとも江戸時代後期には行われていたようです。
佐久島の八日講祭基本情報
開催日時
1月8日 10時30分~13時
見所の時間帯
10:30~12:00頃 神事 厄男による弓射り 10:30~11:00頃 神事 11:00~11:30頃 餅投げ
開催場所
佐久島 八劔神社 〒444-0416 西尾市一色町佐久島西屋敷40
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用いただきますようよろしくお願いいたします。
最寄り駅・バス停
【いっちゃんバス】佐久島行船のりば 【名鉄東部交通バス】一色さかな広場 佐久島行船のりば ※市営佐久島行渡船にて佐久島東港で下船してください
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